解禁!ラホンタン・カットスロート・トラウトを釣りに行こうin ピラミッド湖 (前編) Lahontan cutthroat trout fishing in Pyramid lake, Nevada
解禁!ラホンタン・カットスロート・トラウトを釣りに行こうin ピラミッド湖 (前編) Lahontan cutthroat trout fishing in Pyramid lake, Nevada
はいはい、かなたです!!ラホンタン・カットスロート・トラウト Lahontan cutthroat troutをご存知でしょうか?そう、トラウト マニアの皆さんにとっては常識ですね。史上最大級のカットスロート・トラウトです。このLahontan cutthroat troutはカリフォルニア州からネバダ州にかけての一部にしか生息していません。よく言われている生息域はLake Tahoe とそこから流れ出る川の Truckee River、そして中でも最も有名なのがその川が流れ込む Pyramid Lakeです。
なぜこの辺りにLahontan cutthroat troutがいるのか?それはその昔1万2千年前、ここら一帯にムチャクチャデカい、ラホンタン湖 Lake Lahontanと呼ばれる氷河湖があったのです。Lake TahoeやPyramid Lakeはそのごくごく一部。こちら、wikipediaから図を引用しました。
By Decumanus at en.wikipedia, CC BY-SA 3.0
というわけで、基本的にその昔、ラホンタン湖があったこのエリアにのみLahontan cutthroat troutは棲息しているわけですね。
Lahontan cutthroat troutはどんな魚?
こちら、CDFWからの引用です。基本、ニジマスに似ていますが、アゴの下にあるオレンジの線やスポット、ヒレの色などいくつか異なる所があります。またLahontan cutthroat troutの中にも湖型と川型があり、サイズと模様が違うそうです。湖型はサイズが大きくなる傾向があり、全体的に色が薄くなり、特徴のアゴ下のオレンジ線もほとんどなくなることもあるそうです。
(引用元:https://www.wildlife.ca.gov/Fishing/Inland/Lahontan-Cutthroat-Trout#35751375-identification)
「ここにしかいないトラウト。」その言葉の響きに何だか惹かれますよね~。
(^ー^)
それでは行ってみましょう!!今回の目的地はここ、ピラミッド湖 Pyramid Lake.ベイエリアからは車で4時間-5時間ぐらいです。釣りをすることを考えると日帰りはちょっと厳しいですね。ゲートシティとなるリノ Renoで宿をとって、一泊二日の釣行です。
ピラミッド湖のトラウトフィッシングの解禁日は毎年10月1日。なので今週末は解禁後の初の週末であり、まだ釣果情報は一切なし。結果は運まかせですね。
そうそう、ピラミッド湖は先住民族の居住地に指定された地域にあるため、ネバダ州のフィッシングライセンスはいりません。その代わりにこの湖特有のフィッシングパーミットがいります。Webサイトからでも購入できますし、近くのお店でも売っています。
それではいざ出発。
朝5時にベイエリアを出発して今、8時前ぐらいですがちょうどシェラネバダを越える所。朝陽が眩しい。
8時過ぎ、ようやくネバダ州に入ります。ここを越えるとゲートシティのリノはすぐですが、素通りしてこのままピラミッド湖 Pyramid Lakeに向かいます。
リノを過ぎて途中に寄ったガソリンスタンドに併設しているお店、Jacksonsでピラミッド湖でのフィッシングパーミットを買い、そのまま湖へ。
湖、見えてきたよ~。
天気は晴れたり、曇ったりというところかな~。標高が高いためか、曇った時は意外に寒いです。
湖岸のビーチまでは途中から未舗装のダートを走ります。4WD必須。頑張れアウトバック!!
ビーチに着きました。既にアングラーが釣りしています。このピラミッド湖での釣りの面白い所で、皆さん、なんと脚立 ladderを湖に入れてその上で釣りするのです。
しかも、皆さん本気のピックアップトラックの4WDで来ていらっしゃる。あれなら砂浜にまで入って来れるのね。
それでは早速釣り開始です。オイラは脚立は持ってきてないので、とりあえずウェーダーで行けるとこまで行って、ルアーを投げます。
マメ知識ですが、この湖から流出する河川はないため、ピラミッド湖はソルトウォーターです。塩分濃度は海水の1/6程度です。
オイラは今回、こちらのスプーンとスピナーでチャレンジです。こちらは買った直後の写真ですが、実際に使うときはバーブレスフックに変えているか、返しを潰しています。
ちなみに脚立で釣っているアングラーの人達はほとんど皆さんフライフィッシングでした。
ルアーを変えながらどんどんキャストしていきます。タックルはライトロッドにシマノ2000番スピニングリール、4lbsフロロラインです。風は左斜め前からの向かい風。
風が強いので軽いスピナーは魚のいるスポットまで届いてない気がする。途中から7g-20gのスプーンに切り替えて探っていきます。
向こう岸にピラミッドのような岩が見えます。何を隠そう、あの岩がこの湖の名前の由来。
そして、キャストすること30分、ついにFISH ON!
が、取り込みの時にバラしてしまう。。。(T_T)バーブレスフックだから仕方ないか。。。
魚体は少し黄金色っぽかったですが、それ以上は分からず。しかし、今使っているこの明るい色のスプーンがここのトラウトに合っていることは分かった。
気を取り直して再度キャストすること30-40分、またまたFISH ON! キターー!!
ラホンタン・カットスロート・トラウトか!?
今回は丁寧に取り込みをして、、、
釣れたのはコチラ!!
え、ど、どちら様ですか〜。
基本的に銀色。薄っすら他の色も付いているみたいだけど。。。
湖型は川型に比べて色が薄くなるとは言っていたけど、ここまで薄くなるかな~。
体長は40cmぐらい。急いで記録写真を撮ってとりあえず弱る前にリリース。
※釣行後、調べても未だ何トラウトかわからず。誰かご存知の方、教えてください。m(_ _)m
この後も結構粘りましたが、アタリもなくなり、体が冷えて来て震えてきたので今日はここまで。
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リノに戻って、ちょうどダウンタウンでやっているイタリアンフェアにちょっと参加しましたが、、
長時間ドライブと釣りの疲れから夜更かしせずに早々と就寝。こうしてリノの夜は更けていくのでした〜。
明日こそはラホンタン・カットスロート・トラウト釣るよ~。
それもLahontan cutthroat troutじゃないですか?こちらのフォトギャラリーに似た写真がありますよ。https://westernnativetrout.org/lahontan-cutthroat-trout/
トラウトキレイですね。
砂漠の中の湖って感じですね。日本にはない風景です!