釣りの英会話 in U.S.A その2 (ボキャブラリー編)

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釣りの英会話 in U.S.A その2 (ボキャブラリー編)

 

Hello, I’m Kanata! (^ – ^). こちら、大人気「釣りの英会話 in U.S.A」の第2弾。ボキャブラリー編です。このページではオイラが釣りをしている時に使用する英単語や言い回しを紹介します。フィールドで使える日常英会話からレギュレーションを理解するために必要なちょっと小難しいものまで。これを覚えれば海外(主にアメリカ)での釣りも楽勝!!

このページは随時更新していきます。

あわせて第1弾「釣りの英会話 in U.S.A」も見て下さい。(^ー^)

 

 

レギュレーション関連

 

regulation

規則です。アメリカでは各州で釣りの規則が定められています。アメリカでは基本的に釣りをする前には必ず事前にチェックする必要があります。規則は本当に細かく、面倒なものですが、今はネットの時代。簡単にWebページで確認できます。

 

angler

英語で釣り人はanglerといいます。fishingをする人だからfishermanじゃないの?と思うかもしれませんが、fishermanは職業でフィッシングを行っている人、つまり漁師さんを指すことが一般的です。レクレーションやスポーツ目的の釣りをする人のことに対してはanglerを使います。

 

Daily Bag and Possession Limit

まず、”Daily Bag Limit“はその言葉通り、バッグに入れてお持ち帰りしてよい魚の匹数です。なじみがないのはこちら”Possession Limit”だと思いますが、こちらは釣り場やフィールド移動中にキープしておいてよい数です。例えばある場所のレギュレーションでDaily Bag and Possession Limit”の項目に”2 Chinook salmon 4 Chinook salmon in possession“と書かれてあれば、釣り中にキープしてよいキングサーモンの最大匹数が4匹で、持って帰ってよい数が2匹という意味です。

 

hatchery

孵化場/養殖場のことです。実際有名な川やダムの多くの場所ではサーモンやトラウトの養殖場があり、定期的に魚を放流しています。この単語をアングラーの皆さんは主にレギュレーションで見かけることになります。例えばその釣り場についてレギュレーションでDaily Bag Limitの欄に、”2 hatchery trout“と書かれてあれば、養殖されて放流されたトラウト2匹まではお持ち帰りOKという意味です。ちなみに釣った魚が養殖モノなのか自然のモノなのか、見分け方も事前に調べておきましょう。カリフォルニア州では養殖モノは一部背びれをカットするなどして放流されています。

 

native / nonnative

コレ重要です! native fishとはその地域に元々いた固有種の魚のこと。日本での使い方と違います。日本では例えば「ネイティブトラウト=渓流/湖などにいる野生のトラウト」、「エリアトラウト=管理釣り場のトラウト」、のように使われますが英語としては少々おかしいですね。前者は Wild troutの方が意味的に近いですし、アメリカでは日本のような管理釣り場はほとんど目にしません。

また、英語で(少なくともアメリカ)ではNative Troutはその地域に元々いた種のトラウトのこと。野生のトラウトでも元々その流域にいなかった種はNonnative troutです。

使用例:

Nonnative trout are important to the angler experience in Yellowstone, but they contribute to the decline in the park’s native cutthroat trout. 

“イエローストーンにおいて、Nonnative trout は釣り体験には重要だが、それらは公園内のNative troutであるカットスロートトラウト減少の原因になっている。”

イエローストーン国立公園内なので勿論、トラウトは自然河川に棲む野生のものばかり。ここでいうNonnative troutは後からこの河川に棲息した(恐らく誰かが昔放流してその子孫が棲みついている)Rainbow trout やLake troutを指しています。

 

Saltwater / Freshwater 

みなさんご存じの通り、Saltwaterは海水(塩水)、Freshwaterは淡水ですね。アメリカでは一般的に釣りのレギュレーションはSaltwaterとFreshwaterで異なりますので注意しましょう。ちなみに海水と淡水が混ざった、いわゆる汽水のことは英語でbrackish waterといいます。フロリダのエバーグレーズ国立公園などは広大な汽水域が広がることで知られています。

(参考記事:  フロリダ釣行編4. エバーグレーズ国立公園でスヌーク狙うよ!Snook Fishing in Everglades City

(参考記事: フロリダ・アウトドア編8. これがマングローブ!汽水域をエアーボートで探検!Airboat Rides at Everglades City

 

フィッシングギア / グッズ関連

reel

日本の皆さんでもご存知の通り、釣りに使うリールのことです。が、ここで覚えてもらいたいことはこれは名詞としての”リール”という意味以外に、”巻く”という動詞の意味があることです。例えば”reel in a fish“で「リールを巻いて魚を寄せてくる」という意味です。また、魚が掛かった時など、すぐ「巻け!」と言いたい時は”Reel it!“で十分。

 

rod

竿です。魚釣りの話をしている時はもちろん、”rod“で通じますが、正確には”fishing rod“が釣り竿ですね。また別の言い方として”fishing pole“があります。ここカリフォルニアでは若い人は”rod“と言い、年配の人は”pole“と”rod“両方言っているような気がします。”rod“は日本語でもロッドと言うので日本人にもなじみがありますが、”pole“といわれると何?となりがちなので注意しましょう。

 

squid jig

いわゆる餌木(エギ)です。イカ釣りに使うルアーの一つですね。このエギを使った釣りを”エギング”と和製英語で言いますが、海外ではよほど日本の情報に詳しいマニアックな人でないと意味は伝わらないと思います。エギングと言うと卵を投げるいたずらeggingと勘違いされるかも。。。squid fishingと言ったほうが無難です。釣法までは伝わらなくとも対象の獲物は分かります。

 

waders

いわゆる胴長。これを着れば下半身、水につかっても濡れないやつです。日本でも「ウェーダー」と呼ばれることもあるのでお馴染みかもしれません。英語でのポイントはwadersと複数形になること。理由は足が2本あるから。パンツと同じですね。

 

その他

 

gills

魚のえら。通常複数形で使います。

 

bleed 

自動詞として、”出血する” 他動詞として、”~の血を流す”という意味があるのでいわゆる”血抜きする”という意味で使えます。

Bleed the fish by cutting or ripping the gills.

えらを切って(または割いて)魚の血抜きをしてください。”という意味になります。

 

 

levee

河川の両岸にある土手や堤防のことを言います。ここを歩きながらおかっぱりする人も多いのでは?

 



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2 thoughts on “釣りの英会話 in U.S.A その2 (ボキャブラリー編)

  • 10/18/2018 at 2:32 PM
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    ネイティブトラウトの説明、目からウロコ。

    日本で使っている、ネイティブトラウト、エリアトラウトという呼び方は英語としては間違っているんですね。シマノさんとかも使っているのに。。。SHIMANO TV公式チャンネル (https://youtu.be/9C1dXOU40wc)

    Reply
  • 10/19/2018 at 4:28 AM
    Permalink

    これ、俺も変だと思ってた。レインボーやブラウントラウト、ブルックトラウトなどの外来種を日本でネイティブトラウトと呼ぶのはおかしい。

    Reply

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