チョウザメ釣り Sturgeon Fishing の仕掛けについて考えてみる。その1
チョウザメ釣り用の仕掛けについて考えてみる。その1
ちゃす。かなたです。ご存知の通り、今年からチョウザメ釣り Sturgeon Fishingにトライしています。仕掛けについては主にネットで検索したり釣り具店で情報を収集していますが、少しづつ情報が集まってきているのでこちらで紹介していきます。
基本的にはおかっぱりでの釣りを想定しています。お金が貯まっていつの日かガイド付きのボート釣りが出来たら、その時の仕掛けもアップしますが。^^
仕掛けについて説明していく前にまず、チョウザメ Sturgeonのことをちょっと知る必要があります。
まず、チョウザメとはどんな魚でしょうか? こんな魚です。
こちら実はBass Pro Shops サンノゼ店の水槽の中にいます。お近くにお住いの方は是非足を運んでください。^^(Bass Pro Shopsの体験記事はコチラ。)
そして、以下のような特徴があります。
1.深い所が好き。
2.川/海底の餌をあさって食べる。
3.目はあまりよくない。
これらを考慮すると、おかっぱりからの釣りの場合、投げ釣り、しかも深い場所までできるだけぶっ飛ばす必要があります。
仕掛例:その1
Main line : 30 – 50lb PEライン(かなたは Power Pro Braidを使ってます)
Leader : 25 – 40 lb フルオロカーボン 50 – 100cm
Hook : 返しのない、一本針。barbless single hook
Sinker : 3 – 5 oz
*三又サルカン(Swibel)を利用して、メインライン、リーダー、オモリを結びます。また「スナップ付きスライダー」を使ってシンカーを取り付ける人もいます。エサを川底付近に固定したい場合は上図のように三又サルカンで、少し可動させたいのであれば、「スナップ付きスライダー」と使い分けてもらえればと。
ぶっ飛ばす必要があるので、メインラインは軽く、飛びやすいPEライン(Braid)がおススメです。Sturgeonは歯がないため、リーダーはワイヤーまではいらない気がします。また、ショックをよく吸収するナイロンでもよいかもしれません。好みですね。
シンカーについてはデルタは根掛かりが多いので自分が釣る場所の流れの速さ、川/海底の形状、泥質によって変えてください。
針については必ず返しのないものを使用してください。返しがあるハリしか持ってない場合はペンチなどでつぶしてください。返しなしの使用はレギュレーションで決められています。
シンプルな仕掛けですが機能的ですし、根掛かりして仕掛けをなくした場合でも精神的ダメージが少ないです。
仕掛例:その2
基本的に、その1に似てますが、針をメインラインからのエダスとして付けます。
エダスはかなり太く、メインラインと絡まないようガチガチに補強しているケースが多いです。
こうすることにより、投げ終わった後、メインラインをピンと張ると、川底にあるオモリから少し上の位置にハリが付いたエサが浮いている状態になります。Sturgeonは川底の餌を食べますので「その1」のパターンでもよいのですが、「川底の藻が深い」、「岩でゴツゴツしている」、「泥でエサが隠れてしまう」、といった場所ではこのようにちょっとだけ餌を川底から浮かした位置で固定したほうが、Sturgeonに餌を見つけてもらえるかもしれません。
仕掛例:その3
市販品も紹介します。こちら、"Pucci"というSturgeon rigです。写真では2つありますが、サイズが違うだけです。ちなみにBass Pro ShopsやDicksで購入できます。
リーダーはワイヤー(60lb)で、途中にオモリを付けるためのスナップ付きスライダーがついています。
前述した通り、Sturgeonは歯がないのでワイヤーでなくともよい気がしますが。。。まあ、ワイヤーだと他の歯があるサメ(カリフォルニアドチザメ)などかかっても大丈夫ですね!
また、この仕掛けの説明に書いていたのですが、Sturgeonのアタリは思った以上に小さいらしく、スナップ付きスライダーを使用していたほうが、重いオモリでアタリが消されずに気づきやすいかもしれません。
以上、チョウザメ釣り用の仕掛けの紹介でした〜。
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