グランドキャニオンから車で約3時間!アンテロープキャニオンにも行ってみよう。アリゾナ州 Antelope Canyon in Arizona
グランドキャニオンから車で約3時間!アンテロープキャニオンにも行ってみよう。アリゾナ州 Antelope Canyon in Arizona
ちわっす。かなたです。実は前回のグランドキャニオン国立公園を訪れた後、ラスベガスには帰らずペイジPageという町に向かいました。このペイジという町はグランドキャニオン サウスリムから北東へ車で約3時間の所にあります。ユタ州とアリゾナ州の州境にある町です。(アリゾナ州側にありますが)。またペイジはレイクパウエル、アンテロープキャニオンを訪れる際のゲートシティとしても有名です。町には多数のモーテルがあり、多くの観光客が利用しています。勿論、オイラも利用しました。場所はコチラ。
今回はアンテロープキャニオンを訪れるのですが(レイクパウエルはまた今度ご紹介します)、このペイジの町を含みこの一帯はナバホ族居留地Navajo Nationの中にあります。そのため注意すべき点が2つあります。
1.アンテロープキャニオンはナバホの方にとって神聖な所なので、勝手には観光できません。必ず所定のツアーに申し込んで行く必要があります。
2.この辺りはちょっと車で走るとタイムゾーンが異なる。例えば夏場を考えると、ラスベガス->PDT(夏時間採用)、グランドキャニオン->MDT(夏時間採用)、ペイジ->MDT(本来、ナバホは夏時間不採用だけど、ここでは夏時間採用の所が多い)。そのため予約していたツアーに間に合わなかったり、早く来すぎてしまうという事態が発生します。
あらかじめ電話などで現地ツアーの予約を取るときはまず、「今そっちは何時だ?」と時間を訊いて相手側との時差を確認することをおススメします。
それでは、アンテロープキャニオンのツアー出発地点へ向かいます!あの3本の煙突を越えた辺りがツアーの待ち合わせ場所のはず。
ちなみにあの煙突は火力発電所らしい。
ツアーの待ち合わせ場所に着きました。ここからはこの幌の付いたピックアップトラックの荷台に乗って、アンテロープキャニオンを目指します。
こちら、荷台からの風景。ダートコースを走ります。かなり悪路。。。
アッパーアンテロープキャニオンの入り口に着きました。ちなみにアンテロープキャニオンのツアーにはアッパー(上流)アンテロープキャニオンとロウアー(下流)アンテロープキャニオンのコースがあります。多くの人はアッパーに行きますが、実はロウアーの方が長く、深いらしい。その分危険なようですが。
ツアーガイドについて、キャニオンに入っていきます。このアンテロープキャニオンはレイクパウエルへ流れ込む支流が刻んでできた狭い峡谷ですが通常、この中に川の水はありません。足元はただの砂だけです。スコールがあった時だけ水が流れると言っていましたが、こんな砂漠みたいなところで雨降るのかな~。
この狭い峡谷の中に入っていくと、スゲーー。神秘的すぎる。。。
天井の隙間から漏れる陽の光が峡谷の壁面をいい感じで照らしてます。しかも地層の縞模様がいい感じで神秘的な雰囲気を醸し出している。
今回は峡谷が縦長のため、基本的に縦長の写真がおおくなります。見えにくいかもしれませんが。ご了承ください。
(^^;)
ちょっと進んだところ。壁に穴が開いている箇所が。
こちら下から真上を見上げた所。峡谷がうねっていることがわかります。
さらにグングン進みます。足元はこんな感じでサラサラの砂。デコボコしてるわけではなく歩きやすいです。
ガイドの人は陰影の影響で何かの形に見える所について、その名前を教えてくれるのですが。。。忘れてしまった。
しばらく行くと一旦外に出ます。ここが折り返し地点。
来た道を引き返します。え、光がレーザービームのようにはっきり見えるところがある。。。
こちらも光が流れ落ちているみたい。。。
なぜ、このように見えるかというと。。。この写真を見てもらうとよくわかるのですが、実は峡谷内の小さい砂や塵が空気中を舞っていて、これに光が反射して輝いて見えています。
まあ、原理は分かっても綺麗なものは綺麗なので、皆さんこちらでは撮影会しています。
峡谷から出てきました。アッパーアンテロープキャニオンはそんなに長くないので、写真を撮りながらゆっくり見ても30分もあれば一周してしまいます。
それでは来た道(悪路)をまた荷台に乗って帰ります。バイバーイ。
なかなか見られない神秘的な光景。是非オススメです!
(^ー^)