ライセンスだけじゃない。カリフォルニア州フィッシングルール(ソルトウォーター編)
ライセンスだけじゃない。カリフォルニア州フィッシングルール(ソルトウォーター編)
アメリカ カリフォルニア州で釣りをするためには基本的にライセンスがいることは以前の記事で書きましたが、今回はさらに細かいルールについて説明していきます。英語の得意な方はご存知だと思いますが、守らなければいけない規則の事をレギュレーション(Regulation)と言います。カリフォルニア州では、淡水(フレッシュウォーター)、海水(ソルトウォーター)での釣りの規則について、それぞれ"Freshwater Sport Fishing Regulations", "Ocen Sport Fishing Regulations"としてまとめています。
今回は海水(ソルトウォーター)の釣りに関する規則をまとめた"Ocen Sport Fishing Regulations"について紹介します。主なポイントは以下4点です。
1.レギュレーション(規則)についてはCalifornia Department of Fish and Wildlife (https://www.wildlife.ca.gov/Fishing/Ocean)からGetできる。
->PDFファイルとしてレギュレーションはダウンロードできます。しかし、100ページ越えのかなりのボリュームですので、全て頭にいれるなど到底できませんよね。要点を頭に入れておいて、何か細かい点について確認したいことがでてきたらレギュレーションを再度見直すようにしましょう。今回、ポイントをわかりやすく説明していきます。
2.海水(ソルトウォーター)の釣りに関する規則は淡水と比べると簡単。
->海水の釣りの規則は淡水の場合と比べて簡単です。と、いうのも淡水の場合、「〜川では釣ってはいけない。〜湖は禁止。」など特定の流域や場所において規則が細かく定められているためです。海水の場合は海域をいくつかに分けて管理している多少ルールの違いはありますが、ほぼ共通しています。海域については詳細は後述します。
3.海域によってルールが違う。自分が釣りをする場所がどの海域にあるか把握しよう。
->この管理海域の事は正確には"Groundfish Management Area"といい、カリフォルニア州では北の海域から順に以下のように決められています。
- Northern management area
- Mendocino management area
- San Francisco management area
- Central management area
- Southern management area
- Cowcod conservatin areas
最後の”Cowcod conservatin areas”で釣ることはまずないです。ちなみにベイエリアにお住いの方が近くの海で釣る場合は恐らく"San Francisco management area"に入ります。L.A.の方は恐らく"Southern management area"で釣ることになるのではないでしょうか。
どの場所がどの海域にあるかはコチラのマップ(https://www.wildlife.ca.gov/Fishing/Ocean/Regulations/Fishing-Map)で確認できます。さらにマップ上の海域をクリックすると、どの魚が現在シーズンなのか、禁止されているかがわかります。
<CDFW ウェブサイトより引用>
4.持ち帰れない魚、持ち帰れる魚の種類とサイズ、匹数をチェック。
->レギュレーションファイル(PDF)に勿論、書かれているのですが上のマップから各海域の詳細ページに飛ぶと各魚のルールについて詳細を確認することができます。
例えば"San Francisco management area”において、カベゾン"Cabezon"という魚のルールを知りたい場合、上のマップの該当エリアをクリックすると、下のような画面に遷移します。ここでカベゾン(cabezon)がシーズン中であることがわかりますね。
さらにこのCabezonのリンクをクリックすると以下のような詳細が表示されます。一日あたり3匹まで持ち帰りOKですが、その大きさが15インチ(38cm)以上ないといけないことがわかりますね。
実際の釣り場では電波の届かない場所も多いので、釣れそうな魚についてはあらかじめ確認しておくことをオススメします。
予期しないものが釣れた時はスマホに保存しておいたPDFを確認するということで。
(^-^)