野生のラッコと一緒にフィッシング カリフォルニア モントレー
野生のラッコと一緒にフィッシング カリフォルニア モントレー (Monterey)
さて、今回は野生のラッコを見に来た話の第2弾、フィッシング編です。といっても、当たり前ですがラッコを釣るわけではありません。せっかくモントレー湾まで来ているので河口付近でちょっとだけ釣りをしてみようということになりました。前回をまだ見ていない人はコチラ。
場所は前回同様、カリフォルニア州モントレー モスランディング。このエルクホーン川の河口で釣りにチャレンジです。
ラッコを眺めていたところから歩いて下ってきてモスランディング ハーバー (MOSSLANDING HARBOR)にやってきました。
こちら河口から海側を臨んだ景色。たくさんの人が釣りを楽しんでますね。ピックニックセットを広げている家族やカップルも。
対岸はこんな感じです。近くで見るとかなり川幅ありますね。
それでは早速、釣り開始です。エサはいつもと同じくシュリンプとイカ。仕掛けはシンプルに投げ釣り用としてオモリとハリを付けただけです。
暇なので岩場の隙間をチェック。というのも他の釣り人が竹みたいな棒と針金でこの岩場からEELを釣っているのを目撃したからです。しかも何匹も。
さすがにEELは捕まえられませんでしたが、岩の隙間にはこんなカニさんがびっしり。ちょっと怖いくらい。。。
岩場のチェックも終わり、のんびりアタリを待っていると、え、な、なんかキターー。
ラ、ラッコじゃないですか。さらにもう一匹、グングン寄ってくる。しかも潜って何かしらエサ探したりしてる。。。釣り餌のイカとか食べられて間違って釣れたらどうしていいかわからない! 慌ててリールを巻き、一時、釣りは中断です。。。
ラッコが去ったので釣り再開です。ラッコは水中を泳ぐのが意外に速く、「さっきまでは見渡す限り、何もいなかったのに急に近くに現れた!」ってことがあるのでいなくなっても注意が必要です。
そして釣りを再開して30分ほど経過した所、、、キターー、FISH ON!
釣れたのはコチラ!!かなりの大物(私的には)!!
何だろこれ。カベゾンCabezon(Scorpaenichthys marmoratus)かな~。日本で言う所のカジカ?なんか模様が怖いのでフィッシュグリップで掴んで観察。
刺とかなさそうなので、手に持ち替えて全体を見てみます。持った感じかなり肉厚で、食べたら美味しそう。。。
しかし、サイズを測ると36cm.カベゾンのMinimum Size Limitは38cmなのでリリースしなければいけません。(カベゾンかどうか怪しいですが。。。)美味しそうなのに残念。
と、いうわけでバイバーイ。
今日は余り時間がなかったので、釣れたのはこの一匹だけでした。まあラッコ観察がメインだったので仕方ないか。。。
また来るよ~。(^ー^)/